【監査法人】リアルな年収事情【1000万円超えはいつ?】

監査法人時代の年収を振り返ります。

私のこれまでの年収と残業時間

年収は源泉徴収ベース(1〜12月)となっています。また、残業時間は勤怠システムより抽出した正確な情報です。

1年目:426万円(うちボーナス74万円)

→初任給が29万円。夏のボーナスも対象期間が短いため19万と満額は出ていません。

 新卒は4月入所であり、2月3月は非常勤として1/3くらい働いているので、10カ月分くらいの給料です。12ヶ月換算すると500万くらい。

2年目:615万円(うちボーナス120万円)

→残業427時間。

3年目:637万円(うちボーナス156万円)

→残業376時間。働き方改革が浸透してきて残業が減っています。法人全体の残業が減って利益が増えた分、ボーナスが少し高くなってます。

4年目:720万円(うちボーナス143万円)

→7月にシニア昇格したため、月給が40万円にアップ。ボーナスが下がっているのは、夏ボーナスはスタッフとして、冬ボーナスはシニアとして受け取っているため。冬ボーナスはスタッフ2ヶ月、シニア1.5ヶ月で算定とシニアの方が低い。

 残業506時間。インチャージとなったため残業が増えました。

5年目:860万円(うちボーナス180万円)

→残業557時間。インチャージを任せられる会社の難易度が高くなり残業時間も多くなっています。

  

シニアに昇格してからはだいぶ生活にゆとりが出始め、家賃13万円にあげて貯金も月5〜10万円ほどできるようになりました。

逆にスタッフ時代は意外に余裕がなく(飲み会や交際費が多かったせいもありますが)、月々の貯金はできていませんでした。

 

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では年収1000万円を超えるのはいつ頃でしょうか?

ここから先の話は上司から聞いた情報になりますが、各職階の給料は下記のような感じです。

 

マネージャー 900万〜1200万

シニアマネージャー 1200万〜

パートナー  1400万〜

 

マネージャー以上は残業代は出ませんが、人によってボーナスが大きく変わるため結構レンジが広くなってしまいます。ちなみにボーナスは、成績が悪いと本当に低いです。マネージャー本人から聞いた話で、僕(スタッフ時代)よりもボーナスが低いマネージャーもいました。

 

シニアでも一昔前はものすごい残業をすれば1000万に到達することはあったそうですが、今は月40h(年間3回まで70h)の労働規制があり、周りのシニアで1000万円を超えている、という人は聞きません。

 

監査法人の年収事情はいかがでしたでしょうか。私の受験時代は正直なところもっと高い期待していたのですが、現実はこんな感じです。それでも監査法人以外で勤めている友人と比較すると高収入です。