【FAS】転職対策①【志望動機編】

こんにちは。今日はFAS転職における志望動機について書きたいと思います。

M&A未経験者の候補者において、面接で志望動機は重視されるところで、私自身一番多く時間をかけて対策をしてきました。

面接はどのファームでも、自己紹介→転職理由・志望動機→質問攻めにあう(Q&A)→逆質問の流れで、雑談を交えながら行われます。

 

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志望動機の具体例(FA部署用)

自分の志望動機は下のような感じです。これを紙に書き出して、面接の場でエピソードなどのアレンジを加えながら話しました。文章を覚えるのはなかなか難しいので、転職を考えたきっかけのように小見出しだけ覚えると、ど忘れしても話せると思います。

転職を考えたきっかけ

私がM&Aに興味を抱いた契機は、担当クライアントのM&Aに関する意思決定プロセスに接する機会を得られたことが挙げられる。担当クライアントは、内部的成長には限界があることからM&Aによる成長を検討しており、監査人としてもこの意思決定はロジカルで現実的な戦略であり、成熟した大企業におけるM&A戦略の重要性に興味を持った。

監査法人の限界と、FASがフィットするという理由

しかし、クライアントと監査法人のM&Aに関する議論では、監査法人サイドはM&Aに係るリスクにフォーカスし、クライアントの成長機会にブレーキをかけているケースが多々あった。私はむしろ企業のM&A戦略をサポートし、成長のモメンタムを加速させる一助になりたいと思うようになり、FASを志望するようになった。

その中でも特にFAをやりたいという動機

FAを志望している理由は、ディール成約の要であるから。クライアントフェイシングが得意であり、また、監査のインチャージ経験からM&Aプロセスの一連の流れが見渡せるFA業務にやりがいを感じると思ったから。

どういうことで貢献できるか

クライアントの意向を汲み取りながら、監査で培ったファイナンシャル知識をベースに、マネジメントレビューやSPAの交渉などを円滑に進められるように調整することで貴社に貢献できると思う。

 

説得力を持って話せるか

志望動機を練る上で大切なことは、説得力を持って話せるかということに尽きると思います。

M&A業界は単にかっこいいとか、給料が高いとか、ミーハーな志望者も多い中で、自分は違うぞ!感を出す必要があると思います。これは、自分が経験した生々しいエピソードを交えながら一連のストーリーを話すことで、本当にM&Aに興味を持っているんだな、この候補者なら業務にフィットするな、と思ってもらえるようになることと考えられます。

志望動機については、この後も深掘りされるので、矛盾が生じないように気を付けないといけません。

 

最後まで見ていただきありがとうございます。次回はQ&A編を書いていきたいと思います。